×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
※性描写含みます。ていうかそれのみです。
・ひふみだけど藤三だよ!「あの人」は誠一です。
せめて俺が最初に先輩に出会っていたなら、と、叶いようのない「もしも」を何度も思う。
そして、俺はあの人の兄弟なのだと、三上先輩を抱くたびにどうしようもなく再確認する。どうしようもなく。
三上先輩が行為の最中に一瞬、遠い目をするたび、心の中をさあっと冷たい風が吹きぬける。その瞳の先をたどっていった向こうに、あの人の影を見つけてしまって。そしてそのたびにどうしようもない憎しみが身体の内側を支配して、気づけば手のひらの中の先輩を、硬く握り締めていた。
「ッ……!離せっ……くるしっ…」
先輩が、肩をはねさせて、苦しそうにうめく。
残念、あと少しで達するところだったのに。どこかそれを遠くから見る気分で、他人事のように先輩を見下ろした。
「ねえ、俺のどこがあの人に似てる?」
優しくかけたつもりの言葉は、けれど思いの他ひどく冷酷に響いたのかもしれない。先輩が、怯えるようにして顔をあげる。
「似て、ねえ、よ……あっ……!」
赤く充血した性器の根元を押さえたまま、先端に唇をつける。さっきから溢れ出している透明の液体を広げるようにして舐めると、三上が身体をよじるように声をあげた。
「ふじしっろ、やめっァ…!!!…ッ……」
「うそつき。ねえ、あの人のこと考えながらなんて、イかせてなんてあげないよ」
解放に向かうばかりだった熱が、その寸前で塞き止められて苦しいのだろう。たぶん無意識に、三上の腰が揺れる。
「そういうところっ、だ!!!」
自暴自棄になったのか、悪口のつもりなのか。吐き出すように投げられた言葉に、一瞬動きを止める。その反応に得たり、と思ったのだろう。若干余裕を持ち直した三上を見上げて、薄く哂った。先輩の表情が固まるのを見て、もう一度明確に笑ってみせた。言いにくいけど、今、地雷を踏んだんだと思うよ。あんたの、そういう無神経なところは、わりと好きなんだけどね。
「…じゃあ、なお更。先輩が泣いて懇願するまで離せないや」
もう、すでに泣き出しそうな先輩の唇に伸び上がってキスをした。
この、繰り返しだ。
セックスの度に、俺はあの人の血を分けた兄弟なんだと、再確認する。
(――――だから、最初から、優しくなんて、できるわけがないんだ)
・ひふみだけど藤三だよ!「あの人」は誠一です。
せめて俺が最初に先輩に出会っていたなら、と、叶いようのない「もしも」を何度も思う。
そして、俺はあの人の兄弟なのだと、三上先輩を抱くたびにどうしようもなく再確認する。どうしようもなく。
三上先輩が行為の最中に一瞬、遠い目をするたび、心の中をさあっと冷たい風が吹きぬける。その瞳の先をたどっていった向こうに、あの人の影を見つけてしまって。そしてそのたびにどうしようもない憎しみが身体の内側を支配して、気づけば手のひらの中の先輩を、硬く握り締めていた。
「ッ……!離せっ……くるしっ…」
先輩が、肩をはねさせて、苦しそうにうめく。
残念、あと少しで達するところだったのに。どこかそれを遠くから見る気分で、他人事のように先輩を見下ろした。
「ねえ、俺のどこがあの人に似てる?」
優しくかけたつもりの言葉は、けれど思いの他ひどく冷酷に響いたのかもしれない。先輩が、怯えるようにして顔をあげる。
「似て、ねえ、よ……あっ……!」
赤く充血した性器の根元を押さえたまま、先端に唇をつける。さっきから溢れ出している透明の液体を広げるようにして舐めると、三上が身体をよじるように声をあげた。
「ふじしっろ、やめっァ…!!!…ッ……」
「うそつき。ねえ、あの人のこと考えながらなんて、イかせてなんてあげないよ」
解放に向かうばかりだった熱が、その寸前で塞き止められて苦しいのだろう。たぶん無意識に、三上の腰が揺れる。
「そういうところっ、だ!!!」
自暴自棄になったのか、悪口のつもりなのか。吐き出すように投げられた言葉に、一瞬動きを止める。その反応に得たり、と思ったのだろう。若干余裕を持ち直した三上を見上げて、薄く哂った。先輩の表情が固まるのを見て、もう一度明確に笑ってみせた。言いにくいけど、今、地雷を踏んだんだと思うよ。あんたの、そういう無神経なところは、わりと好きなんだけどね。
「…じゃあ、なお更。先輩が泣いて懇願するまで離せないや」
もう、すでに泣き出しそうな先輩の唇に伸び上がってキスをした。
この、繰り返しだ。
セックスの度に、俺はあの人の血を分けた兄弟なんだと、再確認する。
(――――だから、最初から、優しくなんて、できるわけがないんだ)
PR
この記事にコメントする